子どもがピアノの練習をしないときの対処法|やる気を引き出すコツ
「うちの子、ピアノの練習を全然しない…」
「練習しなさいと言うと、逆に嫌がる…」
このようなお悩みは、どのご家庭でもよくあることです。
ピアノは、レッスンだけでなくお家での練習がとても大切な習い事です。
とはいえ、無理に練習させると、かえってピアノが嫌いになってしまうこともあります。
ここでは、子どもがピアノの練習をしないときの対処法を、いくつかのパターン別にご紹介します。
1. 練習を「習慣化」する方法
① 時間と場所を決める
- 「毎日◯時から10分だけ」など、時間を決めてしまう
- 「ご飯の前」「お風呂の後」など、生活リズムに組み込む
「今日はやる?やらない?」と毎回決めるのではなく、
「この時間はピアノの時間」と決めてしまうと、習慣になりやすくなります。
② 短い時間から始める
- 最初は「1日5分だけ」でもOK
- 「好きな曲を1回弾くだけ」でもOK
「たくさん練習しなきゃ」と考えると、子どもも親も負担が大きくなります。
短い時間から始めて、「できた」という達成感を積み重ねることが大切です。
2. 練習のハードルを下げる方法
① 完璧を求めない
- 「片手だけでもOK」
- 「1小節だけでもOK」
「全部弾けるまで練習しなさい」と伝えると、子どもは「大変そう」と感じてしまいます。
「少しずつでいいよ」というメッセージを伝えると、気持ちが楽になります。
② 好きな曲を混ぜる
- 課題曲だけでなく、好きな曲や簡単な曲も一緒に練習する
- 「今日は好きな曲だけ弾いてもいいよ」と許可する
「楽しい曲」を弾く時間があると、ピアノ全体が「楽しいもの」というイメージにつながります。
3. やる気を引き出す方法
① ごほうび・目標を作る
- 「1週間続いたらシールを貼る」
- 「次の発表会でこの曲を弾く」という目標を一緒に決める
小さなごほうびや、「これが弾けるようになりたい」という目標があると、モチベーションが上がります。
② 親も一緒に楽しむ
- 親も一緒に歌ったり、手拍子をしたりして参加する
- 録音して「上手になったね」と一緒に聴く
「一人で練習する」のではなく、「家族と一緒に音楽を楽しむ時間」にすると、子どもも前向きになりやすいです。
4. 練習しないときの声かけのコツ
① 命令ではなく、選択肢を出す
- 「練習しなさい」ではなく、「今日は5分だけ?10分だけ?」と選ばせる
- 「片手だけ?両手だけ?」と、どちらかを選ばせる
自分で選んだことは、やる気につながりやすくなります。
② 結果ではなく、過程をほめる
- 「全部弾けたね」ではなく、「昨日より指が動くようになったね」とほめる
- 「間違えずに弾けたね」ではなく、「頑張って練習したね」とほめる
「頑張ったこと」を認めてもらえると、子どもはまた頑張ろうと思えます。
5. 先生と連携する方法
① 先生に相談する
- お子さんの様子を先生に伝え、レッスン内容や曲選びを工夫してもらう
- 発表会やイベントを目標に、モチベーションを上げてもらう
先生は、お子さんの性格やレベルに合わせたアドバイスをしてくれます。
「家では練習しない」というお悩みも、遠慮なくお伝えください。
② レッスンでの成功体験を大切にする
- レッスンで「できた!」という経験を増やす
- その成功体験を、お家での練習につなげる
「レッスンで褒められた」という経験は、お家での練習のやる気にもつながります。
6. まとめ:練習=「楽しい・うれしいもの」に変えよう
- 練習を「習慣化」して、負担を減らす
- ハードルを下げて、「できた」を増やす
- ごほうびや目標で、やる気を引き出す
- 親も一緒に楽しみ、声かけを工夫する
- 先生と連携して、成功体験を増やす
大切なのは、「練習=つらいもの」ではなく、「練習=楽しい・うれしいもの」というイメージを持てるようにすることです。
もし「うちの子はどうしても練習しない…」とお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
お子さんの性格や状況に合わせて、無理のない練習方法やレッスンの進め方をご提案させていただきます。


